2008年04月04日

学校の命の森づくりin久高島&第1回南城市植樹祭

浅倉 洋子さんの報告です。↓


2008年の春分の日、久高島に行ってきました。




安座真港から高速船に乗りました。




スプラッシュマウンテンかと思うような波しぶき。
この日は風が強く、波がけっこう高かったのです。
もう5分長く乗っていたら、酔っていたかも。




久高の港は、テトラポッドに囲まれて波は穏やか。
港の中に入ったとき、ほっとしました。




各所に立て看板がありました。




植樹予定の場所には、苗が配置されていました。




会場のひとつ、久高小中学校は、現在工事中。
重機が校庭にありました。




リーダー研修に参加しました。




講師は、宮脇先生のかつての教え子、沖縄国際大学の中田先生。

今回は、実生から3~4年生の苗をポットで育てたものを植えます。この苗は久高島産です。

「植樹には、技術と心が大切」と中田先生。
苗はデリケートなので、愛情をかけ、命を生かそうという心をこめて植えることが大切なのだ、と。

植え方としては、ポットがしっかり入るくらいの穴を掘り、そこに苗を入れてから、土をかけます。幹のまわりが高くなるようにふんわりと、そっと押さえます。
葉っぱだけでなく、根っこでも呼吸をしているので、根っこにも酸素が必要だから、あくまでもそっと。
その時、自分の心で、「がんばれよ」と声をかけましょう。
葉っぱは光があることがわかる、いわば目であり、音や声を聞く耳でもあるのかもしれない。
モーツァルトの楽曲などを聞かせた植物は成長がよくて、美味しい実が鳴る、として、温室で音楽を流しているところもあるくらいですよね。
きっと、音だけでなく人間の気持ちも、植物には伝わっているのだと思います。
実践編の講師は、グリーンテックトーバルの屋比久さん。



これらは10月頃鉢上げした苗だとのこと。
ポットは角を押さえるとはずれるのですが、根っこが成長しきっていなくて充実していないと、土が落ちてしまうので、その場合はお団子を作るようにしてぎゅっと握り固めてから、ポットからはずします。
土を押さえないように、そして深植えにならないように気をつけましょう。







主木のアカテツ(アカテツ科)です。
今回は3320本の苗を植えますが、その6割くらいがこのアカテツです。
従木(副木)は、
モクタチバナ(ヤブコウジ科)
インドシャリンバイ(バラ科)
アワダン(ミカン科)
リュウキュウガキ(カキノキ科)
マサキ(ニキキギ科)
ヤマグワ(クワ科)
ハマビワ(クスノキ科)
クチナシ(アカネ科)
トベラ(トベラ科)
シマヤマヒハツ(トウダイグサ科)
クロツグ(ヤシ科)
ナガミボチョウジ(アカネ科)
ゲッキツ(ミカン科)
の13種類。











真剣に話を聞くリーダーさんたち。


植樹のリーダー研修の後時間があったので島を一周してみることに。
天気もよくって、とっても気持ちよい!







最初に出会ったのは黒猫さん。動じない貫禄のあるにゃんこさんでした。
ただいま小中学校は工事中で、仮の校舎がありました。
お花がいっぱい♪







ねじねじクロトンと、おうちを守るフクギ。







ひんぷん、赤瓦、シーサー、フクギ。ザ・沖縄の家。
畑の脇には、アダンが実っていました。







港への坂を必死に下っている、小さなウミヘビ発見。海はもうすぐ!がんばれ。
港でこの美しさ。




港の脇にある、徳仁さま。
植樹がうまくいくよう、お祈りしました。

ここからは、自転車を借りて島をまわりました。







浜辺のアダン。パイナップルじゃないですよ。
(パイナップルは低い葉っぱの上に実ります。形や色が似ているけど、全然違うの。)




いしき浜。潮がひいて、遠くまで歩いていけます。




久高島の看板。植物と行事のつながりが説明されています。
ビロウで壁を作るのは、マオリの建物と一緒かも。













カベール(はびゃーん)の海。美しい!







出会いって、いいね♪







クボー(フボー)御嶽の看板。







クボー御嶽の入り口の木漏れ日。
大アカギさまの光と似ていますね。







イザイホーの場でもある、うどぅんみゃー。
ウミヘビの燻製作りも行われているそう。




島めぐりに大活躍した詳細マップ。返さなくちゃいけなかったのが、残念。(前はいただけたんだけどなぁ…。)


久高島一周サイクリングを終えて集落に戻ったら、ちょうど開会式が行われているところでした。




私はお腹がすいていたので、失礼して横でお昼にふるまわれたおそばとおにぎりをいただきながら、歌やお話を聞いていました。
おそばは海の幸山の幸の詰まったかき揚げが乗っていました♪
おにぎりは、豆ごはんと、五穀ごはん。月桃の葉っぱ(カーサ)がお皿代わり。香りもよくって、素敵ですね。
ごみが少なくなるよう、お弁当ではなく、こういう形にしたんですね~。ありがとうございます。ごちそうさまでした。




植樹グッズ。シャベル、軍手、ポット苗の植え方チラシ、植樹祭リーフレット。南城市のパンフレットも数冊。あと、毎日新聞エコバッグ。










来賓の方々と、祈りをささげてくださった神人さん。







いよいよ植樹です。私たち6班は、久高島小中学校を担当。
もう一つの植樹の場は、「うっちぐゎー広場」でした。




苗のポットがすっぽり入る大きさの穴を掘り、ポットから取り出した苗を穴に入れます。




苗のまわりには、「マルチング」します。
マルチ、とは、畑にも使いますが、雑草の生育を防止したり、乾燥を防止したりします。(畑には、プラスティック製のシートを使うこともあります。)
稲わらを使うことが多いのですが、今回は沖縄らしく、さとうきびの枯れ葉を使いました。(白川郷では、屋根をふきかえたかやを使っていました。)
植物性のマルチの場合は、腐って栄養分にもなってくれます。




水やりをして、終了!




空には、毎日新聞社の飛行機が撮影にやってきていました。

時間があったので、うっちぐゎー広場に向かいました。
開会式でお祈りしてくださった神人さんが、ここでも一心にお祈りをささげてくださっていました。

しっかり木が根付きますように。緑あふれる島になりますように。
そして、この動きが、沖縄中、日本中、そして世界中にひろがりますように。







うっちぐゎー広場には、シャリンバイが咲いていました。
マンホールのふたには、「知念村」と書かれていました。なかなか美しいふたですね。







たくさんの人が訪れたため、早めに島を出発する船に乗り込みました。
また、ゆっくり訪れたいと思いました。

帰りの船は、後方に立って乗っていたら、「濡れるよ」と教えてくれた人がいました。船には何度も乗っているから、濡れることは予想して、ゴアテックスのジャケットを着ていたのですが、しぶきが本当にすごかった!みんなぐっしょりと、水がしたたっていました。
同じく船の後方に乗っていた若者は、船から降りたあと、洋服を絞っていました。
久高島の海水でお清めしてもらえたなんて、ありがたいことですね。

縁あって、今回の植樹に参加できて、よかったと思います。
木が育っていくのが、楽しみです。


毎日新聞 My Mai Tree 宮脇式植樹
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/st02/index.php?id=21

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この記事へのコメント
先日、久高島のウミヘビについての記事を読みました。
洞窟から、島のどこかに上陸して産卵しているらしいのですが、
その場所はまだわかっていないそうです。
この小さなウミヘビは、そこで孵って、初めて海へ向かう途中だったのかもしれません。
Posted by お~しゃん at 2008年04月04日 10:13
巣立ちの瞬間だったわけですね~。
すごい場面ですね。
Posted by ほこぴーほこぴー at 2008年04月20日 04:15