2010年02月18日

「宇宙(そら)の約束」上映会のご案内

ドキュメンタリー映画「宇宙(そら)の約束」~いのちが紡ぐ愛の詩~
の上映会のご案内です。

日時:2010年3月6日(土)14:30~/18:00~(開場は30分前です)
場所:沖縄県総合福祉センター 3F視聴覚室
料金:大学生以上 前売1200円、当日1500円
   小中高校生 前売800円、 当日1000円
   未就学児  無料
申し込み、問い合せ:鋒山(ほこやま)
電話 090-1943-1514
mail okinawahapirutai☆gmail.com
(メール送信の際は☆を@に変えてお送り下さい)
主催:沖縄♪ハピル隊♪
※メールかお電話でご予約の方は、当日、受付にて料金をお支払い下さい。
※定員に達し次第締め切らせて頂きます。
「宇宙(そら)の約束」上映会のご案内


「宇宙(そら)の約束」について

どうして私たちは生まれてくるの?
どうしてつらいことや悲しいことがあるの?

すべてはいつかのいい日のために
広い宇宙の中で、長い時間の中で、あなたと出会えたこと、
きっときっと宝物

 特別支援学校(旧養護学校)のかっこちゃん(山元加津子さん)は、学校の子どもたちとの触れ合いの中で、人は理由があって生まれてくる、みんな違っていい、その一人一人が大切なんだ、ということを確信するようになる。
「みんなが違っていていい、みんなが大切なんだということを当たり前に知っている世の中にして」難病で亡くなった雪絵ちゃんとの約束を実現しようと、講演や本、HPを通じて子ども達の素敵さ、みんな大切ということを伝え続けている。そのことを描いたドキュメンタリー映画1/4の奇跡~本当のことだから~」(監督入江富美子2007年完成)は、自主上映ながら2年間で350箇所、異例の約4万人を動員、海外でも上映されている。
かっこちゃんは、いろんなことを考えるのが大好き。そんなかっこちゃんが、「いいことに気がついちゃった」と般若心経を心訳、「宇宙(そら)の約束」という詩が誕生する。DNA、デジタルの仕組み、そして般若心経の“空”。そこには宇宙の秘密が隠されていた!
 かっこちゃんへのインタビューを中心に、科学や医療など、いのちに向き合う現場に携わる人にお話を聞きながら、「生きるとは?」「死ぬこととは?」、そして“1/4の奇跡”のさらに奥、宇宙の秘密に迫ります。


詳細はハートオブミラクルホームページをご覧下さい。
http://www.yonbunnoichi.net/

6月5日にかっこちゃんの沖縄講演会を開催予定です。
お楽しみに!!


「宇宙(そら)の約束  (「般若心経」山元加津子心訳) 」

自分の身体のその奥に
確かに確かに座っている
大きな宇宙の約束が
いつもいつもささやいている

いつかのいい日の明日のために
いつもいつもささやいている

忘れないでね
大切なのは
心の目と心の耳をすますこと
そして自分を信じること

むかしむかしのことでした
心の目と心の耳をすましたある人が
宇宙の約束とつながって
本当のことに気がついた
すべてのものは どれもみんな その約束からできている

約束は 目にも見えず 重さもなくて
あるのかないのか わからないけど
でも 宇宙の何もかもが 
この約束からできている

「いいことに気がついちゃった」とその人は
苦しまなくてもいいんだなあ
悩まなくてもいいんだなあと
とてもうれしくなりました

宇宙に散らばっている
たくさんのつぶつぶは
約束のもとに集まって
海を作り 山を作り 花を作り
人を作る
約束は目にも見えず 重さも持っていないけど
風をそよがせ 雨を降らせ ときには星を輝かせる

誰かと誰かを出会わせて 誰かと何かを出会わせて
涙や笑顔を作り出す

私とあなた あなたとお花 お花と石ころ
みんな同じ
同じものでできている
違うのは
だれもが持ってる約束の
私が私である場所(とこ)や
花が花である場所(とこ)に
光があたっただけのこと
スイッチが入っただけのこと

あなたは
私だったかもしれないし
私はもしかしたら
庭に咲くたんぽぽや
降る雪だったかもしれないね

約束は私を作り
私の中に 宇宙の約束が座っている
すべてのものが 約束の中にあり
約束は すべてのものの中にある

でもね
忘れちゃいけないの

約束には無駄がなく
必要なものだけを
いつもちゃんと作ってる

花がそこに咲くことは
それが大切だという証(あかし)
私がここにあることは
それが必要だという証(あかし)

宇宙の約束とつながって
過去と今
今と未来
すべてのことを
見渡すことができたとき
きっときっとわかること

すべてのことは
いつもいつも
いつかのいい日のためにある

うれしいことも 悲しいことも
きれいなことも 汚れたことも
増えることも 減ることも
その約束の現れだけど
現れているすべてのことが
いつかのいい日のためにある

だから思うの

生きていると
いろんなことが あるけれど

楽しいことも 苦しいことも
悲しいことも うれしいことも
雨や 雪や 月の光が
空から降ってくるように
手をひろげて受けとめていけばいいんだね

怖がらなくてもいいんだよ
悲しまなくてもいいんだよ
だってすべてがだいじょうぶ
すべてがみんなだいじょうぶ

揺れる、歌う、踊る、祈る……
跳ねる、描く、回る、思う……
約束とつながっていく方法は
いつも私の中にある
揺れて踊って、飛んで思って
心の目と 心の耳が開いてく
そして本当のことを知る

さあ明日へ歩きだそう
大切なのは
心の目と心の耳をすますこと
そして自分を信じること

花が咲くように 雪が舞うように
月が照るように あなたといたい

鳥が飛ぶように 風が吹くように
海が歌うように あなたといたい

広い宇宙の中で 長い時間の中で
あなたと出会えたこと
きっときっと宝物

星があるように 山があるように
空があるように あなたといたい  

(「約束 般若心経は愛の詩」三五館)



もう一つ「宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと」の案内をさせて下さい。

宮田俊也さんという方がいます。養護学校の教員で、子供たちからは「宮ぷー」の名前で慕われています。
平成21年の2月の終わりの頃、宮田さんは、脳幹出血で倒れました。脳幹という場所は、「生きる」ということをつかさどる場所です。息をすること、体温を調整すること、体を動かそうという思いを伝達すること、何もかもを脳幹がつかさどっているのです。

宮田さんは、命が助かることはまずないだろうし、たとえ命が助かったとしても、意識が戻ることは万に一つもないだろうというお医者様の言葉をものともせず、今は意識をしっかりとりもどし、「四肢機能全廃、コミュニケーション手段なし」ということにも、真正面からぶつかり、一生懸命それを乗り越えようとしています。

宮田さんは、養護学校教員で、作家でもある山元加津子さんの大切な友人でもあります。
宮田さんが倒れてから、山元さんは、宮田さんの毎日を「宮ぷー日記」として書き、次の日にそれを宮田さんの前で読むということを繰り返してきました。その結果、「宮ぷー日記」は8月現在でワードで300ページ、単行本にすれば、800ページを超えました。
そして、その量は毎日増え続けています。

祈りとは何か、生きるとはどういうことか、人が自分であり続けるとはどういうことか…
脳幹出血という最悪とも思われる事態に直面した日記であるはずなのに、読む人の頬を温かい涙がくりかえしくりかえし流れ、元気をもらうのはどうしてでしょう。

そんな折、重い障害を持った子供たちの教育に取り組んでいる國學院大學の柴田保之先生が宮田さんの病室を訪れます。どんな重い障害のお子さんの気持ちも、手振りという不思議とも思える方法で、気持ちを文字にしていく柴田先生の手で、宮田さんは、山元さんに思いを伝えました。
「日記を本にしてほしい。それが僕の願い。それが僕の生きがい、それが僕の生きている証だ」
脳幹出血は本当に大変な病気です。絶え間ない痛みがあったり、目の玉や、首、指のさきを動かすということにも、大変な労力を必要とします。そんな中で毎日を送っている宮ぷーを思ったとき、山元さんはその思いをなんとか実現したいと思いました。

けれど、山元さんは、その原稿を一冊の本にまとめたいのではないと言うのです。
「倒れてから6ヶ月で800ページもあるその本の内容は、宮ぷーが、命をかけて生きてきた証。
私は宮ぷーが私たちに見せてくれたことを、綴っただけだけど、でも、宮ぷーの生きかたは、同じ病や同じように病床にある方や、そばにいる人だけでなく、きっと多くの人が元気になったり勇気がわいてくると思う。
それほど、宮ぷーの生き方が素敵で、素晴らしいから。だから、体裁は文庫本の形をとって、何冊にも亘って続いていくものにしたいし、これからも、ずっとずっとそれを続けて行きたいし、いつか、宮ぷー自身が文章で思いを伝えてくれるとも信じている」と言うのです。

そしてもうひとつ、山元さんはこんなふうにも言いました。
「宮ぷーが倒れてから、たくさんの人が、まるで自分のことのようにして、一生懸命繰り返し祈ってくださいました。そして、今も祈り続けてくださっています。宮ぷーに良いと思われるお水やオイルを贈ってくださった方、お守りをくださった方…本当にこんなにたくさんの方がどうしてと思えるほどに、いっぱい力をくださいました。宮ぷーが、今、命があって、毎日を送ることができるのは、その方々のおかげです。その方々と宮ぷーが、そして私が、ずっとつながっていられたらという思いがあります。
ずっと宮ぷーを応援してほしいし、宮ぷーが命をかけて伝えたがっていることを、そのみなさんにいっそう知ってもらいたいのです」

どうしたらいいかと考えて、山元さんとも相談し、「宮ぷー心のかけはしプロジェクト」を立ち上げようということに思いがいたりました。
宮ぷーを応援して、支えてくれているたくさんの人の思いをひとつに束ね、大きな愛のエネルギーが、宮ぷーの応援というより、自分たち自身を応援することに絶対につながると私は確信しています。
この思いに賛同してくださる方、宮ぷーを応援し続けるよと思う方、かっこちゃんが大好きな方、下のアドレスへメールをください。

プロジェクトのページ(こちらでメルマガ登録=プロジェクト参加できます)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/kokorokakehasi.html
このメルマガを広めることにお力を貸して下さい。お友達に転送お願いします。
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a0001012961@mobile.mag2.com

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プロジェクトメルマガを通じて、かっこちゃんからの宮ぷー情報、時々の情報やお願い、を送らせて頂きます。

プロジェクトの仕事。

・宮ぷー日記を出版するために力を出し合い、その本を広く知ってもらうようにする。
・宮ぷーの回復を祈り、宮ぷーから、元気をもらって、愛のエネルギーを広める。など

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